ソラリスのストーカー補遺01

 タルコフスキー生誕80周年記念映画祭開催中のユーロスペースに16日、やっとこ行ってきた。
 午前11時の回は早過ぎるし、午後6時15分の回は、終わるのが9時過ぎでツレの機嫌が悪くなる、ということで狙い目は午後2時の回なのだが、観たい「ストーカー」の午後2時の回は期間中の6日と16日だけだったのである。
 それでもっての16日、すでに会期末だから、混んでいるかなぁと思いつつ上映20分前に到達したら、ロビーはすでに人の波、こいつはイカンぜよ、と思ったがどうやらこの人ごみは前回の「惑星ソラリス」の観客が出てきたところだった。うむ、ちょっと微妙な気分。
 そしてチケットを買おうとすると、一般ですか、シニアですかと聞かれる。ええっ、それはないよと思いつつも、シニアの該当年齢を聞くと60歳以上とのこと、ふーん、そう見えるのか、でもやっぱり一般の1500円也をキチンと払う。ついでに500円也のプログラムも。
さて、そのチケットの整理番号はというと80番。ユーロスペースのキャパがどのくらいかはわからないけど、これはそこそこいい成績ではないのか。
 そしてたまたま空いたロビーの席に座って、滴る汗を拭きつつ開場を待つ。「惑星ソラリス」の観客は引いたはずなのに、やはりロビーは人がいっぱいだ。へえ、タルコフスキーファンってけっこういるんだね。