元旦の空ではなく

 あけましておめでとうございます。
 昨年はいつもどこかでいっているように、というか、それにもましてボケーッとしたというかダラダラとした一年を過ごしてしまいました。この世で過ごせる日々はそんなに多くはないのですから、そんなボケーッとかダラダラというのから、少しは離れたいとは思っているのですが、いかんせん、しっかりそれがしみついてしまっているようです。
 読書量が激減し、なにより理解力がひっくり返してビンの底を叩いても、もうカスしか落ちてこないようなありさまです。この頃は小説の登場人物も覚えられず、数行前にある名前が脳みそのひだからすり抜けてしまいます。
 と、新年早々からグチで始まりましたが、とりあえずはビンの底にこびりついているはずの残りの粉だか埃だか塵をこそぎ出していく所存の、元旦の夜ではあります。
 皆様、今年もよろしくお願いします。
 ちなみに下の写真はずいぶんと前に撮影したもの。最近、写真のアップにてこずっていて、試験的に載せてみました。