結局のツーショット

 でもって、宮内さんの連れ去られ先を眺めてみると、なんとそこはジョー・ホールドマンさんご夫妻たちが鎮座される一角なのだった。でも、髪の毛の色とか、けっこう違和感なく交じっている。英語堪能だし。
 ということで、やれやれこれで一安心とまたよもやま話を続けていると、なんと、拉致事件は一人では治まらず、短編賞関係の島から伝法さんやオキシさんなども、代わりバンコにホールドマンさんの御前へと引っ張られていく。
 そして某女性スタッフはなななんと私にも視線を寄こす。やややや、やめてくれ、酔っ払っているので英語はおろか、日本語もままならないのに……、という無駄な抵抗もむなしく、……で、フレンドリーなひと時を過ごしつつ、氏とのツーショットもガラケーに収めて、無事解放されたのではあった。ふぅ。
 そして最後のあたりには、スタッフでイラストレーターの若者に、説教ぽい人生訓などを開陳している酔っ払いオヤジの自分がいたのだった。あーあ、穴を掘って入りたい。
 ということで、はるこん報告の一貫の終わり。このあと、しばらく日本に滞在されたホールドマンご夫妻はSFセミナーにも参加されたとのこと、どこまでSF好きなんだ、って、おいおい。