創元SF短編賞贈賞式など その三

 おっと、また一週間溜まってしまった(と独り言)。
 さて、創元のイベント(略称がドンドン短くなる)の続き、ってまだ始まっていなかった。を薄れゆく記憶のままに、なので、間違いがあったらごめんなさい。ご指摘いただければ、そっこく修正いたします。
 まず最初は、年刊日本SF傑作選『極光星群』の話題から。
 壇上に向かって一番右に日下三蔵さん、ポケットがたくさんついている釣り師のようなベスト。その隣には円城塔さん、濃紺のジャケットの襟には小さなアクセサリー、下はもちろんジーンズ。大森望さんはノゾカジとしては地味めな白地に黒いイラスト入りTシャツ、そして編集の小浜さんがいつものサラリーマンセットでのご登壇。
 最近、特に選ぶの苦労するほどに発表される短編作が多い、そのあたりが苦労のしどころ、そんでもって、いろいろと同人誌なども目を通す、でも文フリなどで売られているのはもうメジャーだから、もっと探さないと、ええっ、同人誌がメジャーですか、いやそんな時代です、価格が高くてもそこそこ売れるし、それにしても今年はアンソロジーが多い、あれと、あれと、あれで、あれはいつ発売だっけ、すると会場からたぶん北原尚彦さんの声で、いついつですと返答、とかなんとか、そんな話をしつつ、大森さんと日下さんの選択論議はという問いには、お互い近づいているみたい、とのこと。
 確かに読んでみて、これは大森チョイスかな、と思ったら、日下チョイスだった作品もいくつか。
 そして拍手に迎えられて、短編賞正賞の宮西建礼さんのご登場。パチパチパチ。