創元SF短編賞贈賞式など その六

 さて、贈賞式も終わりに近づき、壇上でもよもやま話の感あり。
 ということで、ミステリーはしっかりと既存の作品を読んでないと書けないけど、SFは今までの作品を読まなくても書けるんだよね、などといったいくつかの話のひとつの結論に達しつつあると、大森賞の鹿島さんがマイクを取って、自分はちゃんと読んでます、読んだ上で書いています、と強調。うむ、いや、はい、評論賞をいただいていながら、ろくに読んでいない私は、穴を掘り始める。 
 という感じで大団円を迎えつつも、会場にいる関係者が、いつものように創元の小浜さんから紹介される。
 まずは美形の期待の新人、空木春宵さん、新作が出来上がったようで、パチパチ。続いて私、とても心優しい作品の書き手とかなんとか、ポリポリ。さらに片瀬二郎さんは同期の大森賞受賞作家で、『NOVA』でもすでに何作が載っています。そして倉田たかしさん、『NOVA』に作品を発表していて、今年のはるこんでは「わたしたちのこれからと、エアロック」が超話題。
 そして贈賞式はお開きになり、ハヤカワの井手さんが早速、与田Keeさんと名刺交換しているところに割り込む。
 と、なんとなんと与田さんはこのブログを読まれているとか。むむむ、人格が疑われていたかもしれない、ということでまたポリポリ。