創元SF短編賞贈賞式など その七

 てなことで、創元SF短編賞贈賞式は二次会のいつもの「でこや」へと流れていくのではあった。
 今回は倉田さんといっしょにテクテク歩く。ここをこうして歩くのも三回目。最初はほんと右も左もわからないまま、どんな方々が待ち受けているのかドキドキで、たまたまいっしょになったライターの方と、道を急いだ日も今は昔。しかしまあ右も左もチンプンカンプンに変わりはないのだが。
 「でこや」では、まずは勝山さんが捕獲した某版元編集者さんたちと歓談。老人は自慢げにその版元の昔話を開陳する、って又聞きなのにね。
 空木さんのお腹を、自分の腹は横に置いておいて、いじくり。宮西さんの黒いパンツが学生ズボンかと思ったら、就活用とのことで、おののく。
 はるそんのスタッフさんたちとも、いろいろといい意味での噂話に花が伊藤咲きまくり。
 そして奥の席にて、高槻さんと与田さん、そしてハヤカワの井手さんとおしゃべり。この席は第二回の時に、おっかなびっくり堀晃さんともお話をした席で、そのときの写真が先生のブログにアップさせている。いやはや光栄。
 と思い出深きその席にてつらつらと話をしたのだが、それらはほぼ新宿の空へと消えていったのでした。えっ、まだ続くの。