文フリに行ってきました。

流通センターで開催している文学フリーマーケット、通称文フリに行ってきた。出版物をいろいろと買うのだけれど、みんなの顔を見にいく、ってことも目的のひとつ。
 現地には午後一時過ぎに到着。入り口あたりで双子のライオン堂さんと目で挨拶。まずは残部僅かと噂の「酉ビュート」を売っているブースに急ぐが、すでに売り切れだという。まあ昼過ぎにノコノコと出掛ける私がいけなかった。いつかどこかでお目に掛かることもあるだろう。
 と、歩いているはるこんのスタッフを見つけて、ブースの位置を聞き、人にあげる分の『夏色の想像力』を一冊買う。自分のは読んで欲しくないのだけれど、他は珠玉揃いなので仕方ない。なんと今回はオマケ付きとのこと。迷うことなるXLサイズの特製Tシャツをもらう。ワールドコン東京大会のやつ、なかなかいいじゃん。
 そして幻視社ブースで東條さんと岡和田さんに挨拶。東條さん元気そうでよかった。岡和田さんいつものように元気でよかった。「今年は売り上げがよくない」といっていたけど。もちろん幻視社最新号のVol.8を購入。
 で、伝言ゲームのように渡邊利道さんのいるブースを教えてもらう。奥さんもご一緒で、うらやましい。その奥さんから「奥さんはいらしてないのですか」。はい、ウチのツレはここんところ出不精で、困ったものなのである。ここでは「Spiklenci slasti」をゲット。
 さて次はどこへと文フリのガイドブックを開くと、倉田タケシさんの名前がポン。さっそくお店へ。なんとその隣にSF者にしてオルガナイザー、そしてなにより稀代なバリトン・サックス奏者の吉田隆一さんが。何度かお目に掛かっているけれど、昼間は初めて。あのバッハチェンジ以外に見たことのない眼鏡姿だったし。ここでは噂の「ここがソノラマなら、きみはコバルト」を購入。カセットプレーヤーを探さなくちゃ。そして倉田さんとこでは、「寝言に作ったお酒です。」を購入。このなんというか空気感、いいんだよねぇ。
 そしてソウブンドウのお店へ。原色仲間(?)でほぼ唯一の二枚目、空木春宵さんがしっかり着席。しかもどうやらずいぶんと締まった体型(失礼)に戻っている。「今夜はコトノハ植物園で」を買おうとしたが、財布に一万円札しかなかったので、両替してこようかというと、大丈夫ですよ、と空木スマイル。ありがたい。その空木さんが、志保龍彦さんの場所さんの場所を教えてくれる。
 志保さんはいつもの桜吹雪の革ジャン。朝一の飛行機で来て、また明日の朝一の便で帰るという、そのバイタリティにサレンダー。「原色3出ませんねぇ」が我々の季節の挨拶の体。で、私を見て「痩せましたね」という。そう、痩せたのです。でも、いわれたのは初めてで少し嬉しい。
 と、滞在40分ほどでおいちゃんは皆さんの熱気を吸い込み元気になりつつ、会場をあとにしたのだった。
 帰りのモノレールの向かい側のホームにH社のIさんを現確。手で挨拶を送り、車中の人に。