誕生日を憶えているということ。

 一昨日の21日は、家人がレストランに招待してくれた。私の誕生日だったのだ。指折り数えると、両手の指を何回も使わなくてならない歳になったのだから、よくぞここまで生きてきた、まずは幸いであると思うことにしよう。そして何よりも自分でも忘れてしまいそうなこの日を、憶えていてくれる人がいることに感謝したいと思う。
 さて、では私自身はいったい何人の誕生日を憶えているのだろう。こちらは両手の指が余ってしまいそうだ。ということで、ぜひ林家ぺー・パー子両氏(※)の才にあやかりたいと思う21日だった。

★写真は渋谷のレストラン・オリ(OLI)に作ってもらったという誕生日デザート。
(※)蛇足ですが、両氏は膨大な人数の誕生日を記憶していることで有名。