善人は早死にをする、かな。
あまりに私室が乱雑になっていたので、数日かけて整理をした。まだまだ不十分なのだけど、その作業中にいろんなものが見つかる。
その中の一つがこの一枚のメモ。そこにはアーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリック、それにスタニスワフ・レムとアンドレイ・タルコフスキーの生没の日付が書いてあるだけで、しかもただのメモだからはたして正しいかどうか確信は持てないが、以下それを記してみると、
・クラーク 1917年12月16日生まれ〜2008年3月19日没 90歳
・レム 1921年9月12日生まれ〜2006年3月27日没 84歳
・キューブリック 1928年7月26日生まれ〜1999年3月7日没 69歳
・タルコフスキー1932年4月4日生まれ〜1886年12月28日没 54歳
ということになる。これを見て一目瞭然なのが、後に生まれた方から先に死んでいくということである。しかもクラークの生涯に、他の三人の生涯がどんどんと幅を狭くするようにして含まれているのだ。
そしてまた誰でも考えることだが、この四人の「作家」には大いなる連関があるのではないかと・・・・、私も思う。で、これらの日付はその連関の導きの糸のような気がするのだ。まあ、気がするだけで、まだ何も見えてはこないのだが。