できごと

宇宙博に行ってきた。その四

少しは分かりやすいものを、っていうことでコレ。 なにやら警棒を振り上げたロボットにも見えてしまいますが、実はソビエトが1969年以降、何度も月面に送り込んだ無人探査体のルナホートです。 ロボットの光背のようにも見えるのは、もちろん太陽電池パネル…

宇宙博に行ってきた。その三

こちらはジュピターミサイルのノーズコーン(つまり先っぽ)内部に組み込まれたいろんな計器。どうしてこんなものがグチャグチャ入っているのだろう、と思って説明を読むと、、当時は大気圏再突入そのものがいったいどんな状態なのかわからなかった時代だった…

宇宙博に行ってきた。その二

はい、昨日の答えです。 あの写真は二人乗りのジェミニ衛星を打つ上げたタイタンロケットの噴射口、つまりノズル部分です。奥の方に見えるインジェクターから噴き出て霧状になった燃料が酸化剤と交じり合い、燃焼室で爆発的に燃え上がり、それが推進力となり…

宇宙博に行ってきた。その一

はい、遅ればせながら海浜幕張で開催されている宇宙博に行ってまいりました。 やっぱり胸ドキュンなのは、前半のNASA関連の展示。レプリカばっかりだと思っていたけれど、意外とモノホンが並んでいました。そんな中の一枚。さて、これば何でしょう。

若田さん、断ったほうがよかった、と思う。

昨日は、「ミッション[宇宙×芸術]」という展示を見るために、酷暑の隙間をこれ幸いと東京都現代美術館へ出掛けてきました。 これは宇宙に直接的に関連する天文学やロケットに関する展示と、インスピレーションを駆使した宇宙的な芸術展示が、いわばごった煮…

エンペドクレス的災難続き

水が停まったと思ったら、今度はガスである。といってもまったく停まったというのではなく、ウチのガスレンジには三つある、ええっとなんというんだっけ、あの鍋とかやかんとか置く一つ一つのやつ。恥ずかしいけど、まあいいや、そんなやつの一つがちゃんと…

断水の夜のたぶん初体験

突然の深夜の断水である。 気がついたのは午後11時頃だけど、実際にそうなったのはもっと早いのかもしれない。かってに想像すると、マンションの屋上に水を運ぶモーターか何かが壊れたのだろう。ツレは顔を洗えないとブツブツいっているが、まあ馬耳東風。 …

花火大会の残り火

昨日の花火大会の写真、ちょっとだけ反響があったので調子づき、あと何枚がアップしてみます。

恒例、板橋の花火大会

はい、八月の二日です。ほんとうです。 で、本日は板橋の花火大会でした。なもんだから、その写真を載せて、またお茶を濁します。

リアルタイムの歴史的瞬間に映像はなかった。

さて本日は七月の二十一日、いわずと知れた、人類は初めて他の天体である月に着陸した日である。 あの日のことはすでに何度も書いたはずだけど、書いた本人も忘れているので、また繰り返すと、例えばあの日、その着陸の瞬間をテレビ映像で人類の何億もの人が…

なつこんへの遠き旅路

ということで、7月の19日はSF大会「なつこん」の初日、サイトにはその会場の国際会議場会場まで丁寧な案内があったので、自作の地図を手に出掛ける。 ストリートビューでも確認しておけばよかったのだが、どういうわけかグーグルマップが広がらないというト…

後ろからハグ

今年の日本SF大賞が発表されました。 受賞作は大賞が酉島伝法さんの『皆勤の徒』、特別賞が大森望さんの『NOVA』シリーズと宮内悠介さんの『ヨハネスブルグの天使たち』です。 拍手、パチパチパチパチ。 皆さんいっしょにお酒を飲んだことのある方々な…

遠きあの地ではなく

今はただその山の裾野あたりのことを思う。 遠き雪の便りの多さに埋もれた彼の地のことを思う。

一ミリの人が飛行船を見上げる。

昔いっしょにプラモデル作りに励んでいた知人からメールが来た。いわく「越谷レイクタウンでジオラマ展やっているよ」とのこと。 で、さっそく行ってきました。制作者は金子辰也さんという方で、私たちよりもほんの少し年齢が上だけど、ほぼ同世代。 教えて…

シンクロニシティの夜

とある原稿の校正紙をPDFで送ってもらった。それをプリントアウトして赤入れをしているのだが、さてどうやって送ろうか。ジジイはPDFの扱いがよくわからない。 で、校正の資料をひざの上に開きつつ、コピー機で赤入れをスキャンしたらどげんか、とコピ…

結局のツーショット

でもって、宮内さんの連れ去られ先を眺めてみると、なんとそこはジョー・ホールドマンさんご夫妻たちが鎮座される一角なのだった。でも、髪の毛の色とか、けっこう違和感なく交じっている。英語堪能だし。 ということで、やれやれこれで一安心とまたよもやま…

SF大賞作家、ラチられる。

はるこん打ち上げ会場は、埼京線ガード下モールの奥の方。そこにたどり着くまで、オシャレな店とそうでない店がかなりの数立ち並ぶ。へぇ、こんなことになっているとは! 恐るべし武蔵浦和。 店ではスタッフから短編賞関係者は固まらないでね、と指示される…

武蔵浦和の流浪の民

はるこんが終わって、とりあえずお茶でも、と茶店探しの旅に出る、しかし日曜の夕刻とあって、創元短編関係者様御一行、酉島さま、オキシさま、宮内さま、理山さま、編集の石亀さま、そしてオマケの私の合計六人を、ひとっ処に収容する店はなかなか見つから…

十一人いる!

さて、はるこんもオーラス、クロージングの時間ですよ、奥さん。 ということで、その会場に入ると、やっと太陽系チームの謎が解けた。初日の参加申し込みのとき、一枚ずつ惑星やら何やらの名前とイラスト付きのカードが渡されていて、何か買ったり、何かやっ…

同じようでまったく違います。

そして二日目、午後の二時半からは「SFアンソロジーの部屋」に参加。午前中の疲労を癒しに、星雲賞候補の皆さんもここに参集する。 部屋に入ってすぐにところには本日の参考資料が置いてあって、昨年から今年にかけてのSFアンソロジー本が列記されている…

お土産たくさん、視線付き。

それでもって、私がはるこん初日に購入した、ゆきあってしあさってのお土産BOXがこれ。といっても、倉田さんの・・・・ええと、なんというが風車みたいな、レターセットのような、影絵ぽいのを入れ忘れたので、それはまた今度。 しかし、荷解き作業のとき…

小箱にひそみし魔界の印

で、青年が苦労義経して、どうにかこうにか箱をこじ開けると、ハラホロヒロハレといろんなものが飛び出してくるのだった。 それはまるでクチャクチャの紙切れとか、シュレッターでコッパみじん切りになったなんかの切れ端とかで、一瞬だけ青年の顔は蒼白とな…

ファン襲来す

さて、はるこん、ディラーズルームのゆきあってしあっさての売り場の前でたたずむ青年ひとり。おじさんがまたズーズーしくも近づくと、彼いわく、「ここっていつも売る人がいないんですよ」とのこと。もしかして何度もここに通ったのではあるまじろ。 そうい…

青年はそこに立つ

ということで、空き時間ができたので、さっそく昨日見つけてたラーメン村みたいなところに出掛ける。ここはラーメン店が四店(だっけ)ほど一か所に集まって営業している、ただそれだけのところなのだが、まあ店をその場でチョイスできるというのは、よかった…

芸なし会員に視線集中

さて、「星雲賞に清き一票を!」では他にもいろいろとタメになる話を聞いたけど、もったいないのでこのくらいにして、次なるコマは「円城塔に聞く〜芥川賞と日本SF大賞」なのである。 部屋は同じなのでこのまま待機。でも円城さんや司会の大森望さんがやっ…

モモンジ発想は釣瓶の雪下ろし

しかし、もう二週間もたっているんだから、いいかげん書いているほうも忘れてきている、ということで、まったりつつもはしょりながらの、はるこん報告は続くよどこまでも。おっととと、夏がドアを開けて、まいどっていってる。暑い。 残念ながら、星雲賞の候…

壮絶バトルの期待高まる会場から

そしてまたまったりとはるこん報告が続く、って、ほぼ報告にはなっていないのですが……。 イベント二日目の4月28日はやや早めに武蔵浦和に到達。というのも、今回参加しようと思ったきっかけのイベントが、午前10時から始まるのだ。 タイトルは「星雲賞…

浦和、ただいま増量中

ということで、しっかり日が暮れたはるこん会場の武蔵浦和から、石亀先生と古市先生に引率された一行は、パーティ会場へとがやがやぞろぞろと移動。 途中、日下さんが、どこか立ち食い蕎麦が食べられるトコないのかなぁ、とつぶやいたので、駅構内の武蔵野線…

夕陽の曠野

というわけで、最終選考会のエアロック、じゃなくて幕は閉じられる。あとには死屍累々たる……曠野があるばかり、と、そのあとで、小浜さんが、どなたか応募された方で、会場にいらしている方はいらっしゃいますか、という意味のことをいったら、そこここから…

うーむの中に消えていく。

SF短編賞の選考会はいよいよ佳境に。しばしの休憩をはさんで、どの作品を正賞とするか、優秀賞はどうするのか、個人賞はどれにするのか、といった展開なのだが、前半の活発さとまったく違って、それぞれの選考委員の口は重くなってしまう。ちょっとした一…